夢の里やながわのこの季節の風物詩となろうとしている七夕イベント「願いを天まで届けよう」も今年で6回目を迎えようとしております。
短冊募集期間:~2018年7月8日(日)
夢の里やながわ本店・夢の里やながわ福知山店にて設置
※7月9日(月)に桂谷寺にてお焚き上げの予定
みなさまの夢が集う場所(里)やながわ
夢の里やながわの「夢」の文字。これは生産者の皆さま、地域の皆さま、すべてのお客様、関係者様、そして従業員の夢…つまり願いや希望が集まる里でありたいという思いが込められています。
そんな様々な夢や希望が集う場所になればいいだろうなという事で、2013年に正面にある桂谷寺さんに相談したところ「お焚き上げで天の川まで願いを届けるのはいかがでしょう?」というご提案をいただきこの方法に至りました。
桂谷寺は福禄寿という仏様の祀られた寺院。この福禄寿は手に桃を持っている仏様で「幸福」「財産」「長寿」をつかさどる神と言われております。その桂谷寺で天の川のある空に向けて「焚き上げる」事で皆様から集まった夢を届けるのが本イベントの目的でございます。
今年は7月9日(月)に護摩にて祈祷
この七夕のイベントでは短冊を護摩にて祈祷しております。この護摩を焚く釜は仏様の口と言われておりまして、皆様の願いは一旦燃え盛る炎と共に神様の体内に入り浄化され、そして煙となって天に昇ってゆくといわれております。
荒樋住職が皆様の願い全てに目を通し、1枚1枚丁寧に護摩にくべてゆきます。時間にすれば1時間ほどでしょうか、少し暗いお堂の中は火によって熱気を増し、お経の声と炎の音しかしない静寂の中で事は進みます。
毎年、数名の方から「願いがかなった!ありがとう!」とメールをいただきます。比較的「ご縁」にまつわる願いが多いようで、夢の里に集った夢が叶ったというのは大変うれしいことでございます。
今年で6回目となる夢の里やながわの七夕
- 2013年…302枚
- 2014年…192枚
- 2015年…306枚
- 2016年…302枚
- 2017年…289枚
これまでたいへん多くのお客様からの願いをお焚き上げしてまいりました。今回も野上野地域の住民の方のご厚意で分けていただきました立派な竹です。作り物の竹でも良いのかもしれませんが、そこはやはり天まで届きそうなほどに伸びた竹の方が良いに違いありません!やながわのスタッフが一人で近くの竹林から竹を伐採し、それを野上野の中をズルズル引きずって、道中で応援してもらったり微笑んで拍手してもらいながら持って帰ってきた竹を玄関に飾らせていただいております。
この地域の住民のひとも願いを書きにだけ来られる方も多くなってまいりました。この時期になりますと丹波の各地でホタルが乱舞するのですが、その見物もかねてお越しになる多くの観光客の皆さまにもご存知頂けてきているように感じます。
夢の里…つまり皆様の夢・希望・願いが集う場所。
やながわはそんな「夢の里」を目指しております。ご来店の方にはぜひ、お願いを短冊にしたためていただき、竹に飾ってからお帰りいただきますようお願い申し上げます。