2013年8月17日(土)
兵庫県丹波市春日町…夢の里やながわ本店の目の前にある桂谷寺さんで毎年行われる「赤山祭」(せきざんさい)という地元のお祭りがあります。
昨年までは盂蘭盆(うらぼん)の8月24日に行われていたお祭りですが、今年からは「丹波に帰ってこられた皆さんが参加しやすい様に」と日をずらして開催されたようです。
本店もリニューアルして地元の方にもいろいろ助けてもらったり迷惑をお掛けしたりもしています。なにか我々に出来る事はないかなと思って作戦会議です。
なにか祭に来た地元の人のために出来る事は無いか?
特産物の販売?盆踊りへの参加?警備の手伝い?
いろんな案が出ましたが商売ではやりたくありませんし全て間に合っている事でしょう、なによりも「我々にしか出来ない日頃の感謝の気持ち」にはなりません。お祭りに来られた方が何かこう幸せな気分になるような…
「駐車場と庭にいっぱいのキャンドルで目で楽しんでもらうのはどうでしょう?」
「それだーーー!!!」
お祭に人を呼ぶ為ではなく、お祭に来た方に楽しんで頂ける役目
我々はお祭りにたくさんの人をお呼びするものではなくて、お祭りに来ておられる人に楽しんでいただく事を大切にしたいと考えました。
祭前に告知などを連射するような事はせず、前日の深夜に一度だけの告知に留めたのもその為です。もちろんたくさんの人に来て頂けると嬉しいのですが逆にそれが迷惑になってしまっては申し訳なくなってしまいます。
やながわ本店では急遽「送り火実行委員会」を結成!当日も回りが暗くなりだす前からこの実行委員会の手によって準備が行われたのですが、実は当日休暇だった実行委員長が集合時間を1時間近く寝ぼうで遅れ、しかも「ちこく、ちっこく~♡」とひげダンスを踊りながら登場したのは内緒です。
送り火実行委員会の手により地味に静かに準備が進められ…
地味に点火開始(笑)
まだ明るい状態から点灯をして暗くなるのを待ちます。
徐々に夜の帳が下りてきて200本近いロウソクが存在感を現わしはじめます。
やながわ送り火実行委員長様もご満悦でロウソクの光に酔っておられます…。
そして真っ暗になりました
お祭りにお越しになられた方の為に駐車場も解放していたのですが、車から降りられた方が「きれ~い♪」等と仰られる声もお伺い出来ました。もちろん祭に向かわれる方々も通りながら写真を撮られたりして…。
「お祭に来た人にただただ目で楽しんでほしい」
日頃お世話になっている地域の皆さまに少しでもお盆に帰ってきてよかったなと思って頂けたら嬉しいです。
来年も再来年も、この「野上野の送り火」続けて行けたらいいなと思います。
最後にもう1枚…
と思ったら…
じゃまです!送り火実行委員長様!!
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