2014年2月3日(月)
本日は夢の里やながわ本店から車で3分ほどの場所にある新しい栗園にて『丹波栗剪定(せんてい)講習会』が行われました。やながわからは社長+他2名が参加です。
今回は「1年目の剪定」という事で若い木の剪定を教えていただきました。
剪定の方法には2種類の剪定があります
切り返し剪定(枝を途中で切る方法)
切った場所から強い枝がでてきます。これは枝を増やしたい時や切った枝を元気にする為に行う剪定方法
間引き剪定(枝の根元・分岐部から切る方法)
切った枝はもう生えては来ませんが残った枝を元気にする為に使う剪定方法
この2種類の基本的な剪定方法で枝を切ってゆくのですが、大切なのは「切れば切るほど元気な枝が出る」ということらしいです。どうしても1年かけて伸びた枝を切るのはもったいないと思ってしまいますが、のこす枝以外はバッサリと間引き剪定で切り落とし、のこす枝も向きに応じて切り返し剪定する事によって2年目にむけて元気な枝を残すことが大切なんだそうですよ。
先生の実技の後は参加者全員が実際に剪定を体験しました。
この剪定作業は栗の栽培でもとても重要なことで、これを怠ると枝が弱くなってしまうという事です。元気な枝にしておかないと元気な栗の実がならないそうなのでとても大切な作業ですよね。
通常この2月中に剪定をするそうです。もしも自宅に栗の木があるのでしたら剪定方法を調べて今月中に皆さんもやってみて下さいね。(栗の年数や大きさによって剪定方法は違います)
やながわ社長も実際に栗の木の剪定の実践中です。
私も実際に栗の木にふれて作業する事で、なんと言いますか。愛着というか…。これからは今までとは違う感じで栗と向き合える様な気がしました。
毎年この作業を繰り返して育った木の栗が食べられるのは何年後でしょう?
丹波市では新しい丹波栗生産者をこの様な講習会を定期的に行いサポートしておられるそうですので、新しく栗の生産を始めようと思っている人は一度参加されてみてはいかがですか?
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