3月18日(火)
兵庫県立氷上高等学校というと春の高校バレーでも優勝をして全国に名をはせている高校ですのでご存知の方も多いと思います。
その氷上高等学校が春日町文化ホールで行われた『就業講座』で株式会社やながわの代表取締役である柳川拓三が講師として登壇させていただく事になりましたのでお邪魔いたしました。
演題『丹波だからこそできる 丹波特産品開発による 地域連携とまちおこし』という内容でお話させていただいたのですが、もっと大切な『根っこ』となる感性・感動・感謝・精神・感じる事・思う事・考える事を養わなければならないという事や付加価値という言葉の本当の意味について約70分にわたりお話させていただきました。
氷上高校の生徒さんも皆さん真剣な表情で最初から最後まで聴かれており、非常に皆さんの意識の高さを感じました。
『丹波と言えばこの広い日本全ての人がその名を知っています。それは我々のご先祖様たちが作り上げてきた信用であり、とてつもなく偉大なブランド。そのブランドを守ってゆく事もこの時代を生きる我々の大切な役割です。』
『色んな情報飛び交う現代ですが、情報に惑わされずしっかりとした縦軸を持ち続けて下さい』
『大成した人すべてに共通するのは「自分の置かれて居る環境をプラスに変える事ができる」という事です。自分が苦しい状況に置かれて苦しいと思うのは誰にでも出来ますが、そうではなくそれをどうすればプラスに変える事ができるのか、そういう前向きの姿勢でこれからもがんばって欲しい』
などという自身の経験や思いを次の世代を担う若者にエールとして贈りました。
講演の後は生徒の皆さんの発表会が行われ、特産品を使った新しい商品やイベントなどのアイデアがどんどんと発表されました。何よりも驚きましたのが生産者は生産する事だけになりがちですが、きちんとターゲットを定めマーケティングし、販売方法までもが出来上がっているのですぐにでも商品化されそうなものばかり。速戦的なアイデア商品の連続で素晴らしい内容でした。
そしてプレゼン能力の高さ!最初から最後まで笑い声が絶えない素敵な講座で未来をになう若者たちが頼もしい限りです。
丹波市では定期的にこの様な将来の丹波市を考えた取り組みが多く行われています。これからの若者たちの為に、この様な取り組みに参加できる事を幸せに感じます。
この企画に携わられていましたグライネさんも詳しくブログに書かれています
【グライネさんのブログ】
氷上高校「就業講座」に参加しました!
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