カフェメニューに新しく「冷やしぜんざい」を追加

「丹波市はぜんざいの町」としてのとりくみ。

昨年の11月3日~1月15日の間、丹波市ではいろんなお店が一同にぜんざいのご提供を開始いたしました。

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日頃から「丹波大納言小豆をもっとたくさんの人に知っていただきたい」と思っている生産農家や飲食店などが力を合わせて「ぜんざいの町」というキャッチコピーを掲げていっせいにご提供を開始したのです。

定番のぜんざいだけでなく、その店の個性を感じさせるようなオリジナリティ溢れるぜんざいまで、36店舗で様々なぜんざいが用意され、夢の里やながわにも大変多くのお客様がぜんざいを求めてご来店くださいました。

しかしその「ぜんざいフェア」も1月15日で終了してしまい、冬の甘未としてのイメージが強いぜんざいは当店でもご提供を終了しておりました。

 

夏場も楽しめるぜんざいを…

夢の里やながわのカフェでは、「せっかくのぜんざいを冬だけのものにするのはもったいない。」「夏にしか来れないお客様にも丹波大納言小豆のおいしさを楽しんでいただきたい!」とスタッフたちで意見を出し合い、夏にも楽しめるぜんざいを考えておりました。

・夏場に焼いたお餅は食が進まないのではないか?
・夏に熱い甘いものは喜んでいただけないのでは?

そんな当たり前のようなことも真剣に話し合い様々な意見を出し合ってようやく完成いたしました。

 

黒さや大納言冷やしぜんざい

氷上低温殺菌牛乳で作った牛乳寒天のぜんざい

丹波市内には、数少ない酪農家さんが少頭飼いによって生産されているこだわりの牛乳があります。生産性を求めて高温で一気に殺菌してしまう現代のやり方では味わえない風味の良さが人気の「氷上低温殺菌牛乳」。お餅の替わりに、この牛乳を使って寒天をつくり、清涼感を出しております。
現在は長野県や岐阜県が主流の寒天ですが、実はその昔は丹波地方も大変盛んであったと言われています。味だけではなくそのような歴史も大切にしたかったので、あえて寒天にしております。

もちろん使用している小豆は「丹波大納言小豆」。その中でも原種で幻の小豆と言われている「丹波黒さや大納言小豆」を贅沢に使用しております。
兵庫県丹波市春日町は「丹波大納言小豆発祥の地」でありり、古くからこの地で大切に育まれてきた最高の小豆を同じ市内で加工するからこそ出せる味をお楽しみいただけます。粒が従来の小豆に比べて大変大きく、風味が豊かな小豆をお召し上がりくださいませ。

丹波の栗と黒豆、そして隠し味に…

お皿の上には丹波地方が全国に誇る特産品の「丹波栗」「丹波黒大豆」もトッピング。そしてお皿には先ほどご紹介した「氷上低温殺菌牛乳」を煮詰めてつくったミルクジャムと紫蘇(しそ)を乾燥させて粉末にしたものを乗せておりますので、これはお口直しとしてお召し上がりくださいませ。

2017年6月2日(金) 夢の里やながわ本店カフェでのみご提供開始

様々な思いを込めて作り上げた暑い季節にも楽しめる「やながわのぜんざい」です。ぜひご来店の際にはカフェでゆっくりとぜんざいもお楽しみくださいませ。

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