丹波産ブルーベリー
丹波市には「丹波ブルーベリー研究会」という兵庫県下唯一の組織があります。
ブルーベリー研究会では、ブルーベリー栽培に関わる勉強会や栽培技術を磨く活動をされています。そして農薬と化学肥料を使わない栽培を基本とされているそうです。
丹波ブルーベリー研究会で育てられているブルーベリーは、丹波市特有の寒暖差の大きな気候風土の中で成長していくため、大粒で酸味が少なく、甘みが濃いのが特徴です。
古谷さん夫婦のブルーベリー
丹波市市島町にある「奥丹波ブルーベリー農場」様。古谷洋瓶さん・暁子さん夫妻がJAS有機の認証を収得され栽培管理運営されています。
古谷さん夫婦は新規就農者として丹波市に来られ十数年前からブルーベリー栽培を始められました。
奥丹波ブルーベリー農場にお邪魔したのは7月上旬、収穫の時期を迎えていました。 暁子さんはたわわに実ったブルーベリーを見て「かわいいでしょ」と、まるで我が子にそそぐ眼差しで微笑んでおられました。
現在の収穫品種は中手(なかて)のラビットアイ系の「オースチン」や「ブライトウェル」という品種になります。
オススメの食べ方を教わり味見をさせてもらいました。
ブルーベリー数粒を一気に口に入れてそのまま頬張るととても甘く美味しいです。
オースチン種は食べると口の中に少し皮と種が残りますが味が濃く、ブライトウェル種は皮も柔らかく優しい甘さでした。
販売する際には品種を混合するそうですが、ジャム用など用途に合わせて品種ごとに収穫されることもあるそうです。
新鮮なブルーベリーを見てみると表面に白い粉状のものが付着しています。
これは「ブルーム(果粉)」と呼ばれるもので、雨や朝霧などの水分を弾いて病気から守ったり、果実の水分が蒸発しないようにすることで新鮮さを保つ役割があるそうです。
熟した新鮮な果実によくみられ果実から分泌している天然物質です。
やながわの役割
やながわの本業は加工業にあります。
加工業の役割とは生産者と消費者を繋ぐことにあります。
古谷さん夫妻とは新規就農を始められた当初から連携をして、愛情たっぷりに育てられたブルーベリーを届けて頂いてやながわで和洋菓子に仕上げることで消費者の方々に丹波の恵みをお届けしています。
ブルーベリーはこれからが本番
梅雨が明けて太陽の光をサンサンと浴びるこれからの時期がブルーベリーの本番です。
今後太陽の光をたっぷり浴びたブルーベリーはポリフェノールの一種であるアントシアニンを多く含み、味も濃厚になってきます。
7月中旬頃からは奥丹波ブルーベリー農場様では「ブルーベリー狩り」も始まるそうです。
大人たちはついブルーベリーの樹の上の方を見てしまいますが、下の方にも実はたくさん付いています。
小さなお子様も探検気分でブルーベリーの収穫を楽しむことができます。
お問い合わせ先は:奥丹波ブルーベリー農場
090-9707-3766
やながわオススメ「ブルーベリータルト」
やながわでは古谷さん夫婦が愛情たっぷりに育てられた大粒の完熟ブルーベリーをふんだんに使い季節限定でケーキに仕立てています。
オススメはブルーベリーをそのままたっぷり乗せた「ブルーベリータルト」。
この時期人気の逸品となっております。
夏の暑さを吹き飛ばす、季節限定丹波産ブルーベリースイーツをぜひご賞味ください。
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