毎年この季節になると、株式会社やながわの特産加工場は白い蒸気に包まれます。
昔から田舎では、この時季になると、母や祖母がお正月のおせち料理につかう黒豆を煮る蒸気で台所が真っ白になっているのが当たり前の光景でした。時代は進み今ではほとんど見る事は無くなりましたが、つい20~30年前までは多くの家で見かけた水蒸気。
冒頭でも申し上げましたが、株式会社やながわの特産加工場もこの時季になると白い蒸気に包まれます。
夢の里やながわ本店の駐車場から水蒸気が出ている建物が見えますが、その中で特産品を加工するスタッフ達が心を込めて丹波の特産品を加工しております。じつはこういった一次加工からしている工場はこの地からほとんど無くなってしまったのが現実です…
黒豆、、、小豆、、、栗、、、
正式には丹波黒大豆、丹波大納言小豆、そして丹波栗。
昔からこの地方で栽培されて収穫されてきた「丹波の自慢の特産品」の数々をこの特産加工場の中で、ほぼ全て手作業で加工しております。ここで加工された特産品を使いお菓子を製造しているのが皆様にご来店いただいております夢の里やながわ。つまりこの特産加工場こそがやながわの根幹ともいえる場所なのです。
時代は進み多くの事が機械化や効率化がはかられるこの時代ではありますが、この特産加工場では多くの事を手作業でおこない、スタッフ達の日々の研究と努力により、安全で美味しい商品の開発に心がけております。
その特産加工場で加工された丹波の特産品は夢の里やながわの店舗にてお買い求めいただけます。
現在店頭ではお歳暮やお正月にご入り用な特産品の瓶詰を多くご用意させていただいております。
何もかもが時代の流れと共にかわりつつあるこの時代ですが、昔からご先祖様が大切に守り続けてきた丹波の黒豆、丹波の大納言、丹波の栗、の本当の風味を味わっていただけるように「心」を込めて製造させていただきました。
本店にお越しの際には、どうか駐車場から見える蒸気を見て「加工しているスタッフ達の心」「丹波の心」も一緒にお持ち帰り頂けると幸いでございます。
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