年の瀬に入りお正月料理に使われる黒豆(丹波黒大豆)の出荷の最盛期を迎えようとしています。
株式会社やながわの特産加工工場で加工された丹波の黒豆がドンドンと全国各地へ出荷されています。
正月料理に黒豆を食べる理由
お正月に黒豆を食べるのは諸説あるそうですが、「マメに(勤勉に)働けるように食べる」と言われる事が多く、新しい一年の最初に大切な仕事を今年も頑張ってゆくぞ!という思いを込めて食卓に並ぶのだそうです。
昔からお正月に食べる黒豆は縁起物として愛されてきたんですね。現代の「おせち料理離れ」とも言われるこの時代においても、黒豆だけは並んでいる事が多く正月料理の代名詞ともいえる存在になっています。
生産者の皆様の心を伝えるのがやながわの使命
生産者の皆様が心を込めて育てられた丹波黒大豆。これまでにも多くの全国の皆様からお褒めの言葉や喜びの言葉をいただいている丹波の特産品です。黒豆を育ててらっしゃる農家の人々に「なぜ黒豆を育ててらっしゃるんですか?」とお伺いすると、「みんなぁに食べてもうて、喜んでもらいとうて作っとるんかなぁ(^ ^ )」と言われました。確かに有名な丹波の黒豆という名前の特産品ですが、やながわが本当に届けなければならないのはそういった農家の皆様の心なんだと考えております。
お正月にこの黒豆を食べながら、家族みんなで笑顔になる。その笑顔を想像しながら農家の皆様は一粒一粒にまで愛情や気持ちを込めて収穫されています。丹波から遠く離れた地域の人に「丹波の黒豆美味しいなぁ」って言ってもらえるように暑さや寒さ、そして深い霧、雨の日も晴れの日も、一日も絶やすことなく世話をしていらっしゃいます。真っ黒に日焼けした顔で、収穫したての黒豆を見る時の農家のみなさんの笑顔は、本当に子供のように無邪気で嬉しそうな笑顔でした。
「おいしい、また食べたいって思ってもらいたいなぁ」
先ほども申し上げましたが、私たちは生産者のみなさんのその思いを伝えるのが使命だと思っています。「美味しいからもう一度買おう」と思ってもらえる様に加工技術に磨きをかける。1人でも多くの皆様に喜んでいただける様に遠く離れた関東や九州にも行商にお伺いして見ていただく。
今年もこんなにも多くの丹波の黒豆が全国へと出荷されてゆきました。
丹波伝心…丹波の特産品を通じて丹波の心を伝える
今年も生産者のみなさんが心を込めて育て、収穫された黒豆を加工させていただく事ができ、それを出荷させていただける事に感謝です。
まだまだ出荷は続きます。ご注文もまだまだ受付中です。
今年も多くのお客様に食べられるであろう「丹波の黒豆」
やながわからひとつだけ皆様にお願いがあります、お箸を付けられた時に黒豆の表面を良く見てみて下さいませんか?
そこに映っているあなたの顔はきっと笑顔だと思います。
実は、その箸で掴んだ黒豆が収穫された時、真っ黒に日焼けされた丹波の農家さんもその黒豆を笑顔で見つめてらっしゃったという事をちょっと思い出してみて下さい。
皆様がその箸で掴んだ黒豆を食べて「美味しい」と思ってもらえる事だけを願って作られた丹波の黒大豆。
丹波の農家が自信を持って育てた最高の丹波黒です。
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