新春あけましておめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は本当に多くのお客様からの暖かい激励、厳しいご指導をいただきながらもこうやって新年を迎えることができましたのも皆様のおかげでございます。心より感謝もうしあげます。
新年を迎え、スタッフ一同心新たに丹波の味と心を全国の皆様にお伝えするべく精進してまいりたいと存じます。本年も変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。
より多くの皆様へ丹波の魅力を
株式会社やながわの在る兵庫県丹波市。幕府の時代から明治の時代になり廃藩置県によって丹波の国は兵庫県と京都府に分かれはしましたが、その広大な丹波の国には昔から多くの特産物があります。
現代では技術が進み、通常であれば栽培に適さない場所でも様々な農作物が栽培できる時代になりました。しかし丹波においてはそのような技術が存在しない時代から多くの農産物が最高の評価をえていたのには、この丹波の風土が米、小豆、栗、大豆(黒大豆)などを作るのに適していたからではないかと考えます。
秋から春にかけて見ることができる素晴らしい雲海。盆地という地形ならではの自然現象ですが、まるで地表に蓋をしたかのようなこの丹波霧も農産物に多大な影響を与えているのではないかと言われております。
遠い昔から受け継がれてきたからこそ、丹波にはその特産物に関わる人による「この地ならでは」の生活の風景がありました。
- 田植えの傍ら、土手で遊ぶ子供たち…
- 食卓で栗の皮を剥く母の姿…
- 軒先に干された小豆の莢を踏んで割る音…
そういった丹波の人の中に根付いてきた生活の風景やそれに関わる人々の思いや願い。
近代化が進む日本の中で忘れてしまいそうになる「ひと昔までは普通にあった故郷の風景・情景」。今だからこそ再び思い出してもよい時代なのではないかと思います。
人それぞれに故郷があり、そのどれもが素晴らしい場所ばかり。なにも皆様の故郷を丹波にしてほしいなどとは思いません。しかし、我々の故郷である丹波の事を知っていただきたいという願いは強く持っております。
丹波で育った味覚、丹波の人々の思い、丹波の景色…
それらを1人でも多くの皆様に知っていただく為に本年も株式会社やながわは励んでまいります。
どうか皆様、至らぬ点も多々あろうかと存じますが、これまでと変わらぬご愛顧をいただけますよう心よりお願い申し上げます。
今年は酉年ですね。最後になりましたが、皆様にとっても飛躍の年になります事をお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
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