夢の里やながわ本店の目の前にある桂谷寺(けいこくじ)。毎年この時期になりますと「赤山祭(せきざんさい)」というお祭りが桂谷寺で開催されます。
お盆に迎えたご先祖様が、再び本来いらっしゃる場所にお戻りになられるのを見送るまつり。そんな意味合いがあるという事を地元の方が教えてくださいました。
4回目の夢灯籠
本店がリニューアルして4度目の赤山祭。本店では毎年この日になると庭に多くの蝋燭をともしてライトアップをしております。どんな形にせよ別れというのは寂しいものです。そこで庭いっぱいにともした光を見て少しでも賑やかな気持ちでご先祖様に戻っていただけたらと思い、スタッフたちが自らの意志で始めた夢灯籠も4回目となりました。
この丹波という土地には多くの特産物があります。やながわではその特産物を加工し、「特産品」として営業させていただいているわけです。ただの産物ではなく「特産物」になるためには、本当に多くの人の努力と思いがあったからこそ。そんなご先祖様に感謝の気持ちも込めて今年も約300個の手作りの灯籠を立てて灯とさせていただきました。
この灯籠を見られた人から口々に「綺麗」とお褒めの言葉などを頂戴しました。ありがとうございます。
もっと本格的にしている灯籠も多いとは思いますが、夢の里の夢灯籠は完全にスタッフの手作りです。ペットボトルを半分に切って水を入れ、そこにロウソクを入れて灯すので少し遠めから見ていただいた方が綺麗かもしれません(笑)。
ただ、「祭りに来られた人が楽しんでいただけたら」「ご先祖様が喜んでくれたら」という思いだけでスタッフたちが自主的に残ってやっている企画ですのでご容赦願えたらうれしく思います^^
余談
今回は暑さのために5時過ぎから作業を始めた二人(実行委員長&広報)が完全にバテました(たこ焼きを食べるまで回復しませんでした)。来年からはもう少し気温や天候や風にも左右されずに開催できる方法を考えてゆきたいと思います。
地元の皆さま、全く気が付かないほど地味に進化してゆく夢灯籠にご期待ください!
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