新型コロナウィルスに関するニュースが連日、報道されています。
今、人類は「コロナウィルス」という見えざる敵に試されているように思います。
政府による緊急事態宣言のもと、足下の経済活動は停滞を余儀なくされています。3密(密集・密接・密閉)を避け、人と接する機会を減らすために、わたしたちの生活は大きな変化を向かえ「テレワーク」「stayhome(ステイホーム)」という言葉を至るところで耳にするようになりました。
わたしたちは家にいる時間が増えました。
家族とともに過ごす時間が増えました。
ご飯もともに食べる時間が増えました。
丹波では働き盛りの人々は自分たちの親が行う農業を手伝う光景が増えました。
子供たちが汗をかく親とともに田・畑に足を運ぶ光景が増えました。
家庭で料理をしたり、食卓を囲み家族団欒の一時を過ごしたり、農作物を育てる体験をすることは、料理評論家の服部幸應先生が唱えられるところの、日頃の食生活を通じた「食育」を実践する良い機会となっています。
“何も芽が出ぬ寒い日は 下へ下へと根を生やせ 何時か大きな花が咲く”
これは丹波市に本社を置く「株式会社オオツキ」の会長 大槻佐知子様の個展の書にあった、目に留まった言葉です。
厳しい現実はまだ続きますが、一日も早く日常生活が戻ってくること、そして再び人と人がふれ合える喜びを手に入れることを願っています。
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