丹波市内小学校の先生方による職場研修がありました

丹波市内小学校の教職員団体社会部会の先生方による職場研修の一環で夢の里やながわへ来店されました。現代の教育は教科書だけに頼るのではなく、学校と地域が関わりを持ち、「地域に学ぶ」ことを大切にされているようです。「地域に貢献できる会社」を目指している弊社にとって、その一端を担えることに感謝するとともに、子供たちに伝えていただきたい思いを述べさせていただきました。

考える力の重要性

現在、丹波市の中学校では「アントレプレナーシップ教育」という授業を実施しています。アントレプレナーシップとは「起業家精神」のことで、「コトを起こす」考え方を身に付ける授業です。なぜこの力が必要かというと、ひと昔前は自ら経験や体験をすることで得られていた知識は現代では簡単にネットなどを通じて手に入れることができます。つまりこれからの時代は知識や情報を如何に生かすかを知恵を出し考える力を養う必要があります。

丹波には感性を磨ける環境がある

考える力とはどのように身に付けるのでしょうか。それは感性を磨くことにあると思います。菓子作りにしても音楽や芸術活動にしても、作品を生み出す原動力は自らが感じる思いを表現することにあります。ではどうやってその感性を磨くか。

 丹波には四季の移り変わりがあります、春は自然界が躍動を始めます。若葉が出たかと思えばすぐに青葉へと変わります。田植えにより田んぼは美しい水田へと変わります。間もなく蛍が飛び交い、夏には蝉しぐれ。秋には丹波の幸が実り、紅葉に彩られ、冬には自然界は眠りにつきます。都市部とは異なり丹波という地域は田舎であるが故に、自然界の生業(なりわい)を肌身で体験できる環境にあるのです。

足元を見る

現代社会では身近な情報より外部の情報の方が溢れ、意識が外に向き過ぎてしまう傾向にあると思います。だからこそ足元に少し意識を向けてもらいたい。丹波には心を動かす自然がたくさんあります。多感な時期を過ごす子供たちにはこの素晴らしさに気づいてもらいたい。未来を担う子供たちのために、この環境を守り伝えていくことが地域社会と共に歩む私たちの役割の一つだと考えています。

株式会社やながわ 広報

丹波の特産品の一次加工や持ち味を生かした和洋菓子の製造販売をしている株式会社やながわの広報です。
全国の皆様に丹波の味をお届けしたい♪

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